お墓参りの作法について
なお、お墓参りの作法は宗派や地域によって異なることがあります。ここでご紹介するのは楞厳寺でのお墓参りの作法ですので、詳しくは墓地のある菩提寺や墓地管理事務所へお問い合わせください。
お墓参りの作法
一、本堂にお参りする
まずは本堂に入り、ご本尊様へ、次に位牌堂(本堂の左奥の建物)にあるご先祖様の御位牌へご挨拶のご焼香をします。ご焼香は備え付けの線香をご使用ください。
なお、お彼岸やお盆の期間はお参りの皆さんを労うため、本堂でお茶を用意しております。皆さんでお休みいただき、一息ついてください。
お墓が地域の墓地にある方もお彼岸やお盆にはお寺にお参りに来てください。
二、お墓を掃除してお参りする
ご近所にお住まいの方はお参りする日の前にお墓を掃除していることが多いですが、遠方から来る方は、まずお墓をお掃除してください。古くなった塔婆(トーバ)はお寺の前に塔婆入れがあるので入れてください。お寺で供養します。
お掃除が済んだらお花やお水、お供え物をし、お線香をあげて、合掌してください。
三、後片付けをする
お墓参りが終わったら、お供え物をお下げし、その場でお参りに来た人で食べるのが一般的です。
なお、お供え物を下げずに、そのままにしておくとカラスや野良犬がお供え物を食べに来て、墓地全体を荒らしてしまいます。また、ナイロンやビン、缶は周囲に散乱したり、環境を汚します。お墓はご先祖様のお家ですので、環境美化に努めましょう。
※楞厳寺では皆さんが気持ちよくお参り出来るように通路の草を刈ったり、広場を掃除したりしています。しかし、墓地管理料を戴いておりませんのでなかなか細部まで手が届きません。皆さんのご先祖様が眠る墓地ですので皆さんで協力し、墓地の美化を進めましょう。
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